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フランスの旅 シリーズ(1)―港町オンフルール

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2017.03.13

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(写真出典:pixabay)


皆さん、こんにちは。ALFフランス語学校です。
ALFフランス語学校ではブログでフランスに関する様々なトピックを掲載していきます!
今日はフランスの見どころを紹介する"フランスの旅シリーズ"の第一弾をお送りします。

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"絵にかいたようなノルマンディーのかわいい港町"として近年知られているオンフルール。


そのかわいらしさや味わい深さは、つい写真に収めたくなってしまう魅力がありますね。
昼には色とりどりの建物と白い船のコントラストが美しく、夜には水面に移る窓の明かりや船の様子が情緒あふれる風景を見せてくれます。


17世紀には私掠船の港町でもあり、カナダのケベック州との貿易で賑わっていました。
"オンフルール"と聞いてピンときた人や、この景色に見覚えのある皆さんのイメージの多くは印象派の画家たちに多く描かれた、石板の屋根の家々に囲まれた旧港(Vieux Bassin)の絵画からきているのではないでしょうか?


"印象派の知られざる父"であるウジェーヌ・ブーダンは、この街に生まれ、旧港から500メートル程離れたサン・シメオン農場で絵を描いていました。
「空の王者」とも呼ばれた彼は、のちに印象派の大立者となるクロード・モネをそこに誘い、外で絵を描くことに慣れていなかったモネに、外光の元で絵を描くことを教えたのです。


当時17歳のモネにとって運命の地であり、 "光の画家 モネ"の生誕の場所と言っても過言ではありません。


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ブーダンが描いたオンフルール

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モネが描いたオンフルール


また、オンフルールからは、他にも偉大なアーティストたちが生まれています。
化学の知識にも長けながらコント作家として有名になったアルフォンス・アレーや、鬼才ともいわれる有名な作曲家エリック・サティも、年代こそ違うものの、この地の(2人は実のところ同じ通りの)出身です。


オンフルールに旅行に行かれる際には、昼夜美しい旧港はもちろんですが、音楽のみならず様々なエリック・サティの創作品に出会い、彼の人生を垣間見ることのできるLes Maisons Satie(記念館として開かれているサティの生家)や、ブーダンと同時期の印象画家の作品を集めているMusée Eugène Boudin(ウジェーヌ・ブーダン美術館)も見どころです!


是非訪れてみてくださいね。

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